フィックスターズ、エヌエフ回路など上昇、量子コンピューター関連人気再燃

材料
2018年7月12日 12時33分

フィックスターズ<3687>が急反発に転じ底入れを明示しているほか、エヌエフ回路設計ブロック<6864>は続伸し、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを目前にしている。世界的に研究開発が進められている量子コンピューター分野は、日本でも産官学の連携で注力姿勢が強まっている。量子コンピューターは量子力学的な重ね合わせにより、並列コンピューティングを実現し、スーパーコンピューターの1億倍といわれる演算能力を持つ。フィックスターズは世界初の量子コンピューター商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携しているほか、エヌエフ回路は量子コンピューターで使用される可能性の高い微小信号測定器など電子計測器を開発製造していることで、いずれも関連有力株に位置づけられている。きょうは京都大などのグループが、「幻の粒子」ともいわれる「マヨラナ粒子」の存在を世界で初めて実証したと英科学誌ネイチャーに発表したことが伝わった。マヨラナ粒子は将来的に量子コンピューターへの応用が期待されるものであり、関連株の刺激材料となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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