明日の株式相場見通し=模様眺め姿勢強まり方向感に乏しい展開、売買代金減少を懸念

市況
2018年7月24日 17時26分

あす(25日)の東京株式市場は、4~6月期決算発表の本格化を目前にして、模様眺め姿勢が強まるなか、売り買いともに手控えられ方向感に乏しい展開となりそうだ。

市場関係者からは「前日急速に進んだ外国為替市場での円高・ドル安が、きょうは一服商状となったことから、機械、自動車、電機といった外需の主力銘柄に買い戻しの動きが広がった。さらに、中国政府が23日の国務院常務会議で、財政政策を積極化する方針を示したことが伝えられ、中国関連とされる設備投資セクターの銘柄が買われた。ただ、きょうの東証1部の売買代金は2兆392億円と、6月25日以来約1カ月ぶりの低水準にとどまった」との見方が出ていた。

24日の東京株式市場は終始買い優勢の展開で、日経平均は寄り後急速に伸び悩む場面があったものの、前場後半を境に買い直され、2万2500円台に乗せて着地した。日経平均株価終値は、前日比113円49銭高の2万2510円48銭と4日ぶりに反発した。

日程面では、中古不動産流通プラットフォーム「リノシー」の開発・運営、プラットフォームを通じた中古不動産の売買仲介などを手掛けるGA technologies<3491>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、23日時点の給油所の石油製品価格、気象庁の3カ月予報に注目。

海外では、米EU首脳会談、新興5カ国(BRICS)首脳会議(27日まで)、パキスタン総選挙、米6月の新築一戸建て住宅販売、独7月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.