GMOペパボ---主力サービスの堅調な伸びにより、四半期売上高は過去最高を更新

材料
2018年7月31日 17時33分

GMOペパボ<3633>は30日、2018年12月期第2四半期(2018年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比9.5%増の40.15億円、営業利益が同215.2%増の2.88億円、経常利益が同207.0%増の3.06億円、四半期純利益が同173.3%増の2.69億円となった。

ホスティング事業は、レンタルサーバー「ロリポップ!」が新プラン「マネージドクラウド」の正式版の提供を開始し、ターゲット層の拡大を図るとともに、オプション機能の強化を行い利便性の向上に努めた。レンタルサーバーの契約件数は堅調に推移し、43.9万件(前年同期末比2,955件の増加)、ドメイン取得代行「ムームードメイン」は、主要ドメインの割引キャンペーンが好評となったことから、登録ドメイン数は124万件(前年同期末比27,151件の増加)と順調に増加した。

EC支援事業は、オンラインショップ作成サービス「カラーミーショップ」が各種プロモーション等の実施を控えたことから契約件数4.4万件(前年同期末比939件減)となったが、継続的に行っていたアップセル施策により、前年同期と比較して顧客単価は上昇した。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」は、6月に実施したTシャツセールが好評となり、SNSなどでも話題となったことから会員数も増加し、累積会員数は20万人を突破した。

ハンドメイド事業は、ハンドメイドマーケット「minne」は、3回目となる大規模イベント「minneのハンドメイドマーケット2018」を開催し、オフラインにおける認知度の向上を図るとともに、Web広告の強化を図った。また、クーポン施策を積極的に展開し販促活動の強化を行うとともに、作家向けツール「Instagram ショッピング機能」を導入することで、購買活動の活性化を図り、第2四半期累計期間における流通金額は59億円(前年同期比20.5%増)と堅調に推移した。

2018年12月通期の業績予想は、売上高が前期比5.9%増の78.00億円、営業利益が同129.7%増の3.30億円、経常利益が同90.9%増の3.30億円、当期純利益が同116.2%増の2.59億円とする計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.