アエリアが急反落、広告宣伝費など増え18年12月期営業利益予想を下方修正
アエリア<3758>が急反落し年初来安値を更新。14日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から34億円(前期比26.3%増)へ、純利益を30億円から9億円(同56.7%減)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ている。
サイバードほか3社の完全子会社化や、子会社リベル・エンタテインメントが配信している「A3!(エースリー)」の順調な売り上げ増加により、売上高は230億円から330億円(同2.1倍)へ上方修正したが、各コンテンツ運営のためのランニングコストやテレビCMの追加出稿など広告宣伝費の増加が営業利益減額の要因という。またサイバード株取得に際して金融機関からの借り入れが増加したことや、のれんの減損損失の計上なども最終利益を押し下げるとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高135億5500万円(前年同期比2.4倍)、営業利益16億8200万円(同13.7%増)、純利益9900万円(同89.0%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)