指数の戻り一服で中小型の材料株物色へ/後場の投資戦略

市況
2018年8月15日 12時21分

日経平均 : 22270.90 (-85.18)

TOPIX  : 1703.63 (-7.32)

[後場の投資戦略]

日経平均は22390円近辺に位置する200日移動平均線レベルで戻り一服といった格好になっている。国内ではお盆休み、海外でも夏季休暇期間とあって取引参加者は少ない。トルコ情勢も警戒感がいったん後退したとはいえ先行きにはなお不透明感が残るため、積極的な買いは手掛けづらいところだろう。商いが薄いなか、ここ数営業日で見られたように先物主導で荒い値動きとなる場面も出てくる可能性がある。こうした短期筋の動きに乗る投資も一案だが、あくまで目先の動きと割り切って取り組みたい。

新興市場はマザーズ指数が反落、日経ジャスダック平均が続伸とまちまち。マザーズではサイバーダイン<7779>が決算を受けて売り先行となり、指数を押し下げている。メルカリ<4385>などその他の時価総額上位銘柄もさえない値動きが続いており、マザーズ指数は年初来安値圏で推移している。しかし、バンクオブイノベ<4393>やオーケストラ<6533>といった銘柄が決算などを手掛かりに値を飛ばしており、Dスタンダード<3925>は連日の大幅高となっている。中小型の材料株を中心に個人投資家の物色は比較的活発と言えるだろう。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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