トヨタの下値模索続く、自動車関税問題とトルコショックの余波警戒

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2018年8月15日 14時05分

トヨタ自動車<7203>が反落、今月初旬から下値模索の展開を強めており、7000円大台を割り込んだ後も下げ止まる気配をみせていない。足もと為替市場では1ドル=111円台前半の推移と円安傾向に振れており、通期想定為替レートを106円で設定している同社にとって収益増額が期待される状況にあるが、それを打ち消しているのが米国との通商問題だ。新日米貿易協議(FFR)の初会合は進展がみられず、結論は9月の会合に持ち越される格好となっているが、自動車関税の問題が棚上げとなっているだけに、この結果を見極めるまでは腰の入った押し目買いも流入しづらい環境にある。また、依然としてトルコ情勢が予断を許さないなか、同社はトルコに生産工場を構えており、今回の“トルコショック”の余波も不安材料となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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