AOI TYO Holdings---2Qは売上高減となるも、営業利益の前年同期比減少幅は限定的

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2018年8月15日 14時22分

AOI TYO Holdings<3975>は14日、2018年12月期第2四半期(18年1月-6月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.5%減の308.64億円、営業利益が同26.0%減の17.46億円、経常利益が同27.1%減の16.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.6%減の11.70億円となった。

第2四半期累計期間の売上高は、成長領域と位置付ける広告主に直接ソリューションを提供する事業においては堅調に推移し、海外事業においてはマレーシアの広告制作会社を新たに連結子会社化したこと等により前年同期比で増加したが、主力の広告映像制作事業は、案件受注段階からの採算性を重視した収益管理の徹底や働き方改革を推進するために受注コントロールを行ったこと、プリント売上が減少したこと、一部の案件で売上計上時期が翌四半期にずれ込んだこと等に伴い、前年同期比で減少した。ただし、当第2四半期の売上高は前年並みとなっており、当第2四半期末の受注残高も143.31億円(前年同期末比2.3%増)と、足元の受注状況は堅調に推移している。一方、利益面では、新会社設立等に伴う先行費用の発生等もあったが、広告映像制作で前期から取り組む外部支出原価の管理徹底が浸透したこと等により、第2四半期累計期間の営業利益の前年同期比減少幅は、売上高の減少に比して限定的となっている。

2018年12月期通期については、売上高が前期比9.2%減の640.00億円、営業利益が同17.7%減の38.00億円、経常利益が同15.8%減の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%減の23.00億円とする8月10日発表の業績予想を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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