新日本科学が急反騰、米国事業の再編に進展

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2018年8月16日 9時53分

新日本科学 <2395> が急反騰。15日大引け後、早期収益改善を実現する目的で進めてきた米国事業の再編に進展があったことを明らかにしており、これを好感する買いが向かったようだ。

まず、米国前臨床事業会社のSNBL USAを分社化し、新会社APSを設立する。このAPSにSNBL USAの前臨床事業(研究施設を除く)を移管したうえで、北米を拠点とする受託会社Altasciences グループにAPSの株式を有償譲渡することが決まった。

APS株式譲渡の対価として、クロージング時に支払われる一時金に加え、SNBL USAが引き続き保有する研究施設について、APSと賃貸契約を締結する。クロージングの一時金と賃料は、10年間の総額で最低26億円から、APSの業績により増額されて最高50.4億円程度までが見込まれるという。クロージングは9月末を目標とし、これをもって米国事業再編はすべて完了する。

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