東京株式(前引け)=反発、米中貿易交渉期待で後半買い戻される

市況
2018年8月16日 11時49分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比29円97銭高の2万2234円19銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は8億5842万株、売買代金概算は1兆3504億8000万円。値上がり銘柄数は424、対して値下がり銘柄数は1612、変わらずは64銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り買いが交錯する展開となった。朝方は欧米株安や為替の円高などを背景にリスク回避の売り圧力が強く続落歩調で、日経平均は寄り付きに2万2000円台を割り込んで始まった。しかし、前場10時半ごろを境に動きを一変させ急速に下げ渋る展開に。中国商務省の王次官が貿易交渉のために訪米するとの報道が空売り筋の買い戻しを加速させた。売買代金は1兆3000億円台と前場段階としては高水準だった。

個別では任天堂<7974>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>が大きく買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買い優勢に転じた。日本通信<9424>が大幅高、新日本科学<2395>も物色人気。ブレインパッド<3655>、バンダイナムコホールディングス<7832>なども高い。半面、ソニー<6758>が軟調、資生堂<4911>、コーセー<4922>も売られた。リニカル<2183>が急落、セレス<3696>、オープンハウス<3288>なども大きく値を下げた。日本カーボン<5302>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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