【今週読まれた記事】“トルコショック”の影響限定的、米中貿易摩擦好転に期待
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月11日から8月17日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
“トルコショック”となった13日の日経平均株価440円安の急落から、翌14日の500円高という流れ。またしても「海外発のショック安は買い場」の法則が発動した格好となりました。この欄でも何度か話題にしている“法則”ですが、買い場とすることができましたでしょうか。ただ、お盆休みで市場参加者が少なかった影響もあり、一週間の動きとしては前週末比27円安の2万2270円と、方向感なくさまよう展開となりました。
「かつて日本がそうだったように、中国はどこかで譲歩せざるを得ず、間もなくその時がやって来るとみるのが自然だ」と米中貿易摩擦について、中国の商務官が交渉のため渡米すると伝わったのは16日ですが、10日の時点でこうした動きを予見していたのは大人気コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 上放れ待つ東京市場、号砲鳴らすのは中国か?」の北浜氏。依然として上値の重しとなっている米中貿易摩擦ですが、交渉が進めば株価上昇の転機となることが期待されます。また、「【植木靖男の相場展望】 ─ ここは足場を固めるとき」の植木氏は、中国が「なかなか整理が進まない国営企業を米中貿易戦争という外圧を利用してその構造改革を一気に進めようとの魂胆が見え隠れするとの見方がある」「“転んでもタダでは起きない”中国のしたたかさが垣間見える」と解説しています。両氏の記事は大人気となり、多くのアクセスを集めました。
そのほか、人気連載人によるコラムは「富田隆弥の【CHART CLUB】 『放れに従う』」もランクインしています。
トルコリラ急落による波乱はひとまず限定的なものとなりましたが、今後も懸念材料となるのかどうか、改めて考察しておく必要がありそうです。「検証・トルコショックの“落ち着き処”、波乱は一時的の見方も <株探トップ特集>」は、トルコリラ急落の背景や今後の展開などを詳細に解説し、人気記事となりました。
また、今週の<相場観特集>は日経平均440円安となった13日に配信したこともあり、トルコリラ急落の影響をメインに識者へ話を伺っています。
桂畑誠治氏【トルコ発、世界連鎖株安の行方はこうなる】(1) <相場観特集>
檜和田浩昭氏【トルコ発、世界連鎖株安の行方はこうなる】(2) <相場観特集>
今週のランキングトップとなったのは、4-6月期業績と通期業績予想がともに最高益と“青天井”状態となっている企業を特集した「利益成長“青天井”銘柄リスト【第3弾】 30社選出 <成長株特集>」。数多くの決算発表から選りすぐった好業績企業の記事で多くのアクセスを獲得しました。
また、「4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!増益率ベスト30 〔大中型株〕編 <成長株特集>」は週後半に掲載された記事にもかかわらず上位にランクインされました。リストに挙げられたすべての企業が、4-6月期の利益が前年同期比で“倍増”という、インパクトのある記事となっています。「また来た“海外発ショック安”、危機通過後に備える好実態株は <株探トップ特集>」も、好業績企業を特集して人気となりました。
そのほか、“高配当利回り”や“お宝候補”などの定番人気記事<割安株特集>は、今週も多くのアクセスを集めました。
8月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月15日版
5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」 32社 【東証1部】編 <割安株特集>
5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」19社 【2部・新興】編 <割安株特集>
14日までの決算発表集中期間、毎日特集として配信した「“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集>」と、16時に「速報」、18時に「続報」を配信した「★本日の【サプライズ決算】」は大好評となりました。
“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月10日版
“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月13日版
“好発進”銘柄を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月14日版
引け後の材料をまとめてチェックできる「【明日の好悪材料】を開示情報でチェック!」は決算集中期間中すべてがランキングトップ10に入る大人気記事となりました。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月10日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月13日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月14日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月15日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月16日発表分)
バラエティに富んだテーマを特集している「投資テーマ」関連の記事では、人口増加などで需要が増え続ける“水需要”と、近年日本でも懸念が高まっている“水害対策”を切り口とした「世界需要100兆円取り込みへ、政府後押し『水インフラ関連株』の今 <株探トップ特集>」がランキングトップ10入りする大人気となりました。また、「化学セクター」の特徴や値動きに注目して先週多くのアクセスを集めた「日経平均の影法師『化学株』に意外高の芽、要注目“大化け候補”3銘柄 <株探トップ特集>」が2週連続のランクインとなりました。
そのほか、以下の記事も人気となっています。真新しい切り口が多く、銘柄選びの参考になるかと思います。ぜひご活用ください。
“未病”対策に活あり、人生100年時代到来で重要キーワードに <株探トップ特集>
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