TOKYO BASEの戻り足鮮烈、信用取組売り買い拮抗で需給相場様相に

材料
2018年8月27日 10時12分

TOKYO BASE<3415>は大幅高で4連騰、きょうは一時61円高の751円まで上値を伸ばし、需給相場の様相を徐々に強めてきた。日本発のブランドに特化したアパレルを展開している。セレクトショップ「STUDIOUS」と独自ブランド店「UNITED TOKYO」を主要拠点に出店戦略を進める一方、SNSを使ったコーディネート提案などネットを活用した販売戦略に特徴があり、同業他社との比較でもeコマースが売り上げに占める比率が高い。

7月中旬に発表した第1四半期(3~5月)の営業利益が3億2500万円(前年同期比28.2%減)と大幅減益となったことがネガティブサプライズとなり株価を急落させた経緯があるが、その後500円台前半で底入れを確認し、8月下旬になってから一気に水準を切り上げてきた。同社の売り上げは秋冬物を販売する下期に偏る傾向があり、通期営業利益予想は20億2900万円(前期比29%増)の期初予想を変更していない。また、株式需給面では下落過程で空売りを呼び込んでおり、東証信用残は直近17日申し込み現在で信用倍率1.0倍台と拮抗しており、踏み上げ相場の素地がある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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