トリケミカルは大幅続落、第2四半期営業利益は計画上振れ着地も材料出尽くし感強まる

材料
2018年9月3日 10時25分

トリケミカル研究所<4369>が大幅続落している。8月31日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)連結決算が、売上高38億円、営業利益10億4200万円、純利益8億3600万円となり、従来予想の営業利益8億9000万円は大きく上回って着地したが、通期予想を据え置いたことからいったん目先の材料出尽くしと見た売りが出ているようだ。

業績上振れは、主な取引先である半導体業界がデータセンター向けなど対する旺盛な需要やメモリ全体のビット成長などに伴い高水準の生産を継続したことで、同社においても半導体や光ファイバー向けの化学材料を中心に、需要が予想を上回る水準で推移した。また、韓国関連会社の業績が好調に推移したことも寄与した。

19年1月期通期業績予想は、売上高74億9000万円、営業利益19億1000万円、純利益13億3000万円の従来見通しを据え置いている。なお、今期から連結決算に移行したため、前期および前年同期との比較はないとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.