FFRI、ソースネクスト、インテリWなど上値追い、官民一体のサイバー攻撃対策で思惑
FFRI<3692>、ソースネクスト<4344>、インテリジェント ウェイブ<4847>などサイバーセキュリティー関連への物色人気が継続している。政府はサイバー攻撃に対処する「サイバーセキュリティ対処調整センター」を内閣官房に新設、官民合同で2020年開催の東京五輪に向けて取り組みを本格化させている。サイバー犯罪は世界的に増加の一途にあり、サイバー犯罪が世界経済にもたらす損害額は63兆円に達するとの試算もある。日本でも、東京五輪を標的にした同時多発的なサイバー攻撃に対応し、政府はIT系企業や交通機関、電力・ガスなど重要インフラ事業者と官民一体となった防御を進める構え。こうした国策的な動きを背景にセキュリティー関連株の見直し買いが加速する流れにある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)