伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月7日記)

市況
2018年9月7日 8時38分

NYダウは昨晩の価格が続伸しましたが、戻り高値2万6167ドルへ接近できなかったこと、上値を抑えられたことなどから、弱気有利な状況を示唆しています。

ただ、昨晩、すんなりと下げられなかったため、判定は今晩まで、1営業日延びます。

今晩は、上下どちらかへ向かう方向に大きく動く可能性があります。寄り付き値で放れた方へ動意づくと考えられるため、日中のダウ先物の強弱を映す展開になる公算です。

日経平均株価は、勢いの強い下げの流れへ入っている公算です。目先は目立った調整なく、8月13日の安値2万1851円を目指す公算です。

ただ、現在の下げの速度では、9月末頃に2万0347円(3月26日安値)へ到達できないため、10月中旬頃に1万8000円に位置するなら、本日、または週明けに、NYダウが下げる過程で、値幅の大きな下げ場面があらわれると考えられます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】

1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆

「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.