伊藤ハム米久が急落し新安値、国内大手証券は「3」へ2段階引き下げ

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2018年9月10日 10時16分

伊藤ハム米久ホールディングス<2296>が急落。株価は一時、前週末に比べ5.9%安に売られ年初来安値を更新した。SMBC日興証券は7日、同社株の投資評価を「1」から「3」へ2段階引き下げた。目標株価は1580円から730円に見直した。同証券では19年3月期の連結営業利益を従来の279億円から210億円(会社予想230億円)に、20年3月期の同利益を295億円から200億円に見直した。ハム・ソーセージの販売苦戦やニュージーランド子会社、アンズコ社の収益環境悪化に伴う利益水準の低下などを織り込んだ。ハム・ソーセージでは、主力の「アルトバイエルン」が不振なほか、アンズコ社は国際的な乳価高でカウミート供給量が細るなか、販売先の米国の牛肉市況の先安観が強まり利ザヤを取りにくく業績悪化が懸念されることなどを挙げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年09月10日 10時16分

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