5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 18社選出 <テクニカル特集> 9月10日版

特集
2018年9月10日 17時20分

10日の東京株式市場は、日経平均株価が6日続落と下値模索が続いていたこともあって、値ごろ感からの押し目買いが徐々に厚みを増した。米8月の雇用統計を受けFRBが利上げを後押しするとの思惑が足もとのドル買いを誘発、外国為替市場が円安方向に振れたことが追い風となった。米通商政策に対する警戒感は根強く、一段と上値を買い進む意欲には欠けており、売買代金は2兆円台に届かなかった。日経平均終値は前営業日比66円高の2万2373円と7日ぶり反発。東証1部の値上がり銘柄数は1202、値下がり銘柄数は808、変わらずは97。

本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを10日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERが東証1部平均 14.37倍を下回り、割安感が強い 18社を選び出しました。

選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。

⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。

銘柄名     PER PBR

<1871> PS三菱     8.6  0.89

<4611> 大日塗      8.7  0.90

<9014> 新京成      9.4  0.59

<8084> 菱電商      9.5  0.56

<1822> 大豊建      9.6  0.93

<6186> 一蔵       9.6  0.78

<8338> 筑波銀      9.8  0.30

<8306> 三菱UFJ    10.3  0.56

<8133> エネクス     10.6  1.04

<8013> ナイガイ     10.8  0.44

<9508> 九州電      10.9  0.97

<2376> サイネックス   11.8  0.71

<8848> レオパレス    12.1  0.92

<8011> 三陽商      12.2  0.50

<4346> ネクシィーズ   12.4  3.44

<5262> 日ヒュム     13.4  0.74

<4216> 旭有機材     13.6  1.25

<7280> ミツバ      13.7  0.62

※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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