東京株式(前引け)=大幅続伸、リスク選好ムード一段と強まる

市況
2018年9月19日 11時47分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比356円15銭高の2万3776円69銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9261万株、売買代金概算は1兆4012億円。値上がり銘柄数は1689、対して値下がり銘柄数は354、変わらずは65銘柄だった。

きょう前場の東京市場は寄り付きから大幅に買い優勢のスタートとなり、その後も高値圏で利益確定売りをこなし一時2万3800円台まで上昇する場面もあった。米中貿易摩擦の問題が懸念されていたが、トランプ政権の対中制裁関税第3弾の税率上乗せ分が10%にとどまったことで、日米ともにマーケットはポジティブに受け止めている。ドル・円相場が前日より円安に振れていることも主力株中心に支援材料となった。中国・上海株指数も前日に続き上昇していることで買い安心感も浮上している。売買代金は前場段階で1兆4000億円台と大きく膨らんでいる。

個別では任天堂<7974>が買われ、ソフトバンクグループ<9984>も物色人気。ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>なども高い。安川電機<6506>が大幅高、キーエンス<6861>も上昇した。ランドビジネス<8944>が値幅制限いっぱいに買われ、TATERU<1435>も連日のストップ高。Ubicomホールディングス<3937>も商いを膨らませ値を飛ばした。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、花王<4452>、JAL<9201>なども売り優勢となった。サムティ<3244>が急落、グレイステクノロジー<6541>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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