25日の株式相場見通し=米株安を嫌気して売り先行のスタート

市況
2018年9月25日 8時43分

25日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が下落したことなどを嫌気して売り先行のスタートとなりそうだ。日経平均株価は、前週末までの6日続伸で、合計1265円高と急騰をみせており、短期的な過熱感から利益確定の売りが出やすい状態となっている。25日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円80銭近辺での推移となっている。

24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比181.45ドル安の2万6562.05ドルと5日ぶりに反落した。米国が中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を発動。中国も米国に報復関税を明らかにしたことで、米中貿易摩擦の長期化が懸念され、NYダウは下落した。キャタピラーやボーイングが安く、ウォルマートやビザも値を下げた。コカ・コーラ、マクドナルドも下落した。半面、アップル、アマゾン・ドット・コムは高く、原油高を受けエクソン・モービルやシェブロンなどが値を上げた。マイクロソフトやネットフリックスも上昇した。ナスダック総合株価指数は、同6.293ポイント高の7993.248と反発した。

日程面では、東証マザーズ市場にアイリックコーポレーション<7325>が新規上場する。このほかに、8月の企業向けサービス価格指数、7月30・31日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨に注目。海外では、FOMC(25~26日)、米9月のCB消費者信頼感指数、米7月のS&PコアロジックCS住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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