<注目銘柄>=エンビプロ、資源循環とシナジーのある事業を推進
建築廃材や廃車を収集しリサイクルするエンビプロ・ホールディングス<5698>に注目。同社は8月10日、19年6月期通期の連結業績予想を発表した。売上高394億7900万円(前期比5.4%増)、経常利益14億8100万円(同12.3%増)を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通し。
資源循環事業では、将来的に再生利用・再生品、再資源化、再生原料製造まで一貫して行える静脈サプライチェーンモデルを構築するために、未利用資源をリサイクルする技術開発を行う。新規事業では、リチウムイオン2次電池のリサイクル、廃プラスチックの再資源化、木質系バイオマス燃料の供給など、資源循環事業とシナジーのある事業を推進する。
株価は7月以降の上下動の経過のなかで、三角もちあいが煮詰まり、上放れの兆しをみせている。株価指標面では、PER11倍台、PBR1.1倍近辺と割安水準にある。(朱)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)