岡本硝子は堅調、子会社にクリーンルーム設置し加飾蒸着を開始へ
岡本硝子<7746>は堅調。この日、加飾蒸着生産設備増強のため、子会社の新潟岡本硝子にクリーンルームを設置すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。
同社は18年2月から多層膜蒸着技術によるガラス容器への加飾蒸着を開始し、高田工場(千葉県柏市)で生産しているが、今後も需要増が見込まれることから、新たに新潟岡本硝子生産を開始するという。これにより、高田工場と合わせた生産能力は約1.5倍となるが、加飾蒸着とプロジェクター用反射鏡の需要動向によっては、反射鏡の生産能力の一部を追加的に加飾蒸着に振り替え可能になる工場レイアウトでクリーンルーム内へ蒸着機を移設する予定としている。なお、稼働開始は19年7月を予定している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)