★本日の【イチオシ決算】 ネットワン、ノリタケ、ハピネット (9月28日)
1)本日(9月28日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【ネットワン <7518> 】 ★今期経常を9%上方修正
◆19年3月の連結経常利益を従来予想の110億円→120億円に9.1%上方修正。増益率が30.7%増→42.6%増に拡大する見通しとなった。中央省庁の大型案件を含め、セキュリティ対策やクラウド基盤のシステム構築案件が想定より伸びることが寄与。サービス部門の拡大に加え、原価低減や生産性向上も上振れに貢献する。
● サプライズな決算発表・業績修正
暁飯島工業 <1997> [JQ] ★前期経常を32%上方修正
◆18年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.7億円→6.2億円に31.9%上方修正。減益率が49.6%減→33.5%減に縮小する見通しとなった。工期が遅れていた一部大型工事の進捗が想定以上に改善し、売上高が計画を上回ったことが寄与。原価低減の徹底で工事採算が上向いたことも利益を押し上げた。
岡山製紙 <3892> [JQ] ★上期経常を40%上方修正
◆19年5月期第1四半期(6-8月)の経常損益(非連結)は3億円の黒字(前年同期は1億1800万円の赤字)に浮上して着地。ネット通販や飲料向け段ボールの需要拡大や値上げ浸透が寄与し、2ケタ増収を達成した。中国向け古紙の輸出規制で国内流通量が増加し、古紙価格が大幅に下落したことも大幅増益の要因となった。
古紙価格の下落を踏まえ、上期の同利益を従来予想の2億8500万円→4億円に40.4%上方修正した。
ノリタケ <5331> ★今期経常を21%上方修正
◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の72億円→87億円に20.8%上方修正。増益率が3.0%増→24.4%増に拡大する見通しとなった。セラミック・マテリアル事業とエンジニアリング事業の収益が想定以上に拡大することが上振れの要因となる。
予想PERが13.2倍→11.4倍に低下し、割安感が強まった。
ERIHD <6083> ★6-8月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地
◆19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の1.3億円に急拡大して着地。日本ERIの売上増加に加え、昨年11月に子会社化した住宅性能評価センターの業績上積みが収益を押し上げた。
ハピネット <7552> ★上期経常を一転10%増益に上方修正
◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→18億円に20.0%上方修正。従来の8.5%減益予想から一転して9.8%増益見通しとなった。今月歌手を引退した安室奈美恵さんのラストツアーDVDなどの販売が好調だったことが寄与。星光堂の音楽映像パッケージ卸売事業を承継した子会社の業績改善も上振れに貢献した。
2)10月1日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間前の発表
◆第2四半期決算:
<2753> あみやき
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<3148> クリエイトS
<3645> メディカルN [東M]
◆第2四半期決算:
<1712> ダイセキS
<9793> ダイセキ
<8217> オークワ
<8227> しまむら ★
◆第3四半期決算:
<7965> 象印
<5942> フイルコン
<9369> キユソ流通
合計10社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース