古野電気は4日ぶり反発で年初来高値更新、生産性向上などによる粗利率改善が貢献
古野電気<6814>は4日ぶりに反発。一時、前日比56円高の1548円まで買い進まれ、9月26日につけた年初来高値の1540円を更新してきた。
同社は、魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器大手。7月12日、19年2月期通期の連結業績予想について、売上高を790億円から820億円(前期比3.7%増)へ、経常利益を20億円から40億円(同2.2倍)へそれぞれ上方修正した。
舶用事業、産業用事業ともに事業環境が概ね想定の範囲内で推移していることに加えて、第1四半期に生産性向上などによる粗利率の改善が予想以上に進んだことが寄与している。また、為替レートがドル、ユーロともに同社の期初想定(1ドル=107円、1ユーロ=130円)よりも円安水準で推移していることも利益を押し上げる要因となる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)