明日の株式相場見通し=高値警戒感持続で売り優勢、2万4000円を巡る攻防に

市況
2018年10月3日 17時20分

あす(4日)の東京株式市場は、高値警戒感が持続するものと予想され、日経平均株価は続落となりそうだ。2万4000円を巡る攻防となる可能性もある。

市場関係者からは「きょうは、取引時間中にイタリア財政不安の後退観測が浮上して、円に対してドルが伸び悩んだことから、日経平均が一時大きく下げ渋る場面もあった。ただ、後場に入っても、米9月新車販売の低調さを嫌気して下落基調にあった自動車株が、ジリ安歩調のままとなったことから、全体相場は株価指数先物主導で売り直された。騰落レシオ25日移動平均は、109.9%(3日終値)と、買われ過ぎとされる120%超から低下した。ただ、きょうの日経平均の下落率が0.66%だったのに対して、東証株価指数(TOPIX)は1.17%に達していることが懸念材料」との見方が出ていた。

3日の東京株式市場は、利益確定の売り圧力が強まるなか、日経平均は4日ぶりの押し目形成となった。前場は強さをみせたものの、後場寄りに値を崩す展開となった。日経平均株価終値は、前日比159円66銭安の2万4110円96銭と4日ぶりに反落した。

日程面では、「証券投資の日」に注目。海外では、米8月の製造業受注、メキシコ中銀の金融政策決定会合が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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