古野電気は大幅続落、8月中間期営業利益は計画上振れも材料出尽くし感強まる
古野電気<6814>は大幅続落している。前週末5日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、営業利益が31億円から36億円(前年同期比2.1倍)へ、純利益が24億円から32億円(同2.4倍)へ上振れて着地したようだと発表したが、株価は直近で高値圏で推移していただけに、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
舶用事業、産業用事業ともに事業環境は概ね想定の範囲内で推移したことから、売上高は420億円(同6.2%増)で据え置いたが、生産性の向上などによる利益率の改善が前回修正予想を上回って推移していることが利益を押し上げた。また、為替レートがドル、ユーロともに想定よりも円安水準で推移していることもプラスに働いた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)