伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月11日記)
昨晩のダウの急落によって、本日の日経平均株価は、2万3000円以下で始まる公算です。
この一段安により、現在は、10月2日の高値2万4448円が戻り高値になった後の下げ局面へ入っているか、5月21日以降が上値、下値を切り上げるジグザグの動きのどちらかだと推測できます。
後者の場合の下値の目安は2万2860円になります。
今後の価格が2万4448円を越える可能性があるなら、目先は2万2860円付近で下値を支えられる動きになると考えられます。
本日は、2万2860円以下まで下げた後、強く下値を支えられる動きがあらわれるかに注目します。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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