セイヒョーは3日続落、19年2月期第2四半期累計業績を上方修正も全体相場の軟調に連動
セイヒョー<2872>は大幅安で3日続落。19年2月期第2四半期累計業績の上方修正を発表したものの、全体相場の軟調推移に連動するかたちで、売りが優勢となっているようだ。
同社は11日取引終了後、19年2月期第2四半期累計(3~8月)の単体業績予想の上方修正を発表した。売上高は従来予想の23億5000万円から25億6100万円(前年同期比8.6%増)へ、営業利益は4000万円から9600万円(同3.3倍)へ、最終利益は3000万円から8700万円(同2.0倍)へそれぞれ増額した。
同社の得意とする氷菓製品の販売強化を図り、かつ最需要期である夏季期間には連日の猛暑となったことなどにより、主力のアイスクリーム販売およびOEM製品(相手先ブランド名製造)の受注が堅調に推移した。損益面では、繁忙期に向けた増産態勢により製品の運搬費および支払保管料が大幅に増加したものの、新潟工場での製造ラインの機械メンテナンスの強化により、工場の稼働率が順調に推移し生産性が向上したことが寄与した。
なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高37億円(前期比1.4%増)、営業利益2000万円(前期は7900万円の赤字)、最終利益2000万円(同60.5%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)