いくぶん落ち着きを見せるが予断許さず/後場の投資戦略

市況
2018年10月12日 12時17分

日経平均 : 22488.86 (-102.00)

TOPIX  : 1692.43 (-9.43)

[後場の投資戦略]

日経平均はSQ算出に絡んだ売買もあって大幅続落してスタートしたが、その後は22500円を挟んで推移しており、いくぶん落ち着きを取り戻したかに見える。一時112円を割り込んだドル・円相場も、足元では112.20円付近と円高進行が一服している。アジア市場では中国・上海総合指数が続落しているものの、日経平均と同様に大きく売り込まれる展開とはなっていない。日経平均は22500円水準が心理的な節目とみられており、これを下回る水準では押し目買いも入っているようだ。

しかし、日経平均の下支え役はこのところ下げのきつかった東エレク<8035>やソフトバンクG<9984>となっており、為替の円高一服や週末を控えていることによる買い戻しが目先の下げ止まりの主因とも考えられる。前日の米国市場では主要ハイテク株や半導体関連株の下落が続き、先行きの不透明感はなお強い。今晩の米国市場の動向を見極めたいとの思惑から、後場の日経平均も戻りの鈍い展開が続きそうだ。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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