古野電が買い気配、今期経常を25%上方修正、配当も7円増額
古野電気 <6814> が買い気配でスタート。12日大引け後に発表した19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比2.6倍の38.5億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。
欧州やアジアを中心に商船市場向け電子機器が伸びたほか、ETC車載器などの販売も好調だった。生産性向上や製品構成の良化に加え、円安による採算改善も大幅増益に貢献した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の40億円→50億円に25.0%上方修正。増益率が2.2倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。
併せて、今期の年間配当を従来計画の10円→17円(前期は10円)に大幅増額修正したことも買いに拍車を掛けた。
株探ニュース