東京株式(前引け)=急反落、円高警戒感など背景にリスク回避の流れ

市況
2018年10月15日 11時46分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比315円18銭安の2万2379円48銭と急反落。前場の東証1部の売買高概算は6億6885万株、売買代金概算は1兆1587億7000万円。値上がり銘柄数は455、対して値下がり銘柄数は1594、変わらずは55銘柄だった。

きょう前場の東京市場はリスク回避の流れが強かった。日経平均は寄り付きから大口の売りが出て安く始まり、その後も下げ幅を拡大し一時400円以上下落する場面もあった。ドル円相場が一時112円台を割り込む円高に振れたことが主力株中心に重荷となった。ムニューシン米財務長官が日本との貿易協議で為替条項を求める考えを示したことが、目先円高への警戒感を誘うとともに米国との通商摩擦の問題があらためて意識された。ただ、売り一巡後は押し目買いが入り下げ渋る動きをみせ、前引けは300円強の下げで着地している。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が大幅安。トヨタ自動車<7203>も安い。資生堂<4911>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も値を下げた。USEN-NEXT HOLDINGS<9418>が急落、レノバ<9519>も大きく下落した。半面、ソニー<6758>が底堅く、SMC<6273>が買い優勢。太陽誘電<6976>もしっかり。ネオス<3627>がストップ高に買われ目を引いた。インターアクション<7725>、IBJ<6071>も物色人気。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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