概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中関係の悪化懸念

市況
2018年10月17日 11時55分

【ブラジル】ボベスパ指数 85717.56 +2.83%

16日のブラジル株式市場は大幅高。ボベスパ指数は前日比2357.80ポイント高(+2.83%)の85717.56で取引終了。株価指数を構成する65銘柄では、58が上昇、7が下落。欧米株高を意識した買いが入った。

最新の世論調査で、ボルソナロ氏は対立候補フェルナンド・アダジ氏を大幅にリードしており、 ボルソナロ氏の社会自由党(PSL)が議会で勢力を伸ばした場合は株式市場にとって好材料になるとの見方が多いようだ。 大統領選挙後に政治の方向性が明確になれば経済成長に寄与するとの期待も浮上している。

【ロシア】MICEX指数 2417.26 +1.18%

16日のロシア株式市場では、主要株価指数のMOEXロシア指数は上昇。前日比28.21ポイント高(+1.18%)の2417.26で取引を終えた。

欧米株式市場が総じて強い動きを見せたことや、中東情勢のさらなる悪化に対する警戒感は低下していることが好感されたようだ。

【インド】SENSEX指数 35162.48 +0.85%

16日のインドSENSEX指数は堅調。前日比297.38ポイント高(+0.85%)の35162.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.25ポイント高(+0.69%)の10584.75で推移している。

企業決算を好感、または、今後の期待感から買いが続いているもよう。インドルピーが対ドルでやや反発していることも株高につながっているとみられる。

【中国本土】上海総合指数 2546.33 -0.85%

16日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比21.77ポイント安(-0.85%)の2546.33ポイントと続落した。

米中関係の悪化懸念で売られる流れ。米国で近く提出される半期に一度の「為替報告書」で、中国が為替操作国に認定されるとの不安が強まっている。当局の相場安定化期待などで買われたものの、指数は中盤からマイナスに転じた。

《FA》

提供:フィスコ

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