日本コンピュータ・ダイナミクス---2Qは営業利益が31.4%増、IT関連事業及びパーキングシステム事業ともに順調で増収
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は29日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%増の81.91億円、営業利益が同31.4%増の5.54億円、経常利益が同33.8%増の5.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.1 %増の3.93億円となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比13.4%増の30.11億円、営業利益は同66.3%増の3.83億円となった。案件獲得が順調に進んだことに加え、地道なプロジェクト進捗管理活動の定着や採算管理の強化等が利益率向上に寄与した。
サポート&サービス事業の売上高は前年同期比5.5%増の23.09億円、営業利益は同131.0%増の2.20億円となった。効率的な要員配置や業務運営により、新規顧客獲得などが功を奏した。
パーキングシステム事業の売上高は前年同期比6.9%減の28.60億円、営業利益は同25.0%減の4.37億円となった。前年同期に実績計上した自治体向け機器販売における大型案件の影響により、前年同期と比較して減益となったが、駐輪場利用料収入や自治体の指定管理案件獲得も順調に推移している。
2019年3月通期の業績予想は、売上高が前期比4.7%増の170.00億円、営業利益が同21.2%増の9.50億円、経常利益が同17.6%増の9.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.5%増の6.40億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ