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2018年11月3日 10時00分
市況

富田隆弥の【CHART CLUB】 「反転信号が灯る、半値戻しが目先目標」

◆荒い値動きが続くマーケットだが、日足チャートは底入れ反転を示唆している。大きく下げた10月だけに、11月は大きくリバウンドしてもおかしくない。ならばスタンスは「買い転換」が望ましい。

日経平均株価の日足は、二段下げで10月26日の安値2万0971円まで3476円(▲14.2%)下落した。25日移動平均線のマイナスかい離が8.42%(10月25日)、騰落レシオが70%(11月1日)、短期RCI(9日線、25日線)はマイナス90%台でクロスするなど、テクニカル指標の多くが底打ち信号を点灯させる。そして、10月31日の上昇(463円高の2万1920円)で短期上値抵抗線を突破した。

◆裁定買い残(裁定取引に伴う現物買い残)が1兆0614億円(10月26日時点)と2年ぶりとなる水準まで低下した。9月28日時点の2兆5628億円から短期間に1兆5000億円ほど減少しており、10月は裁定解消売りが下げを助長させたことがうかがえる。だが、裁定買い残もここまで減少すると、次は裁定買いが入りやすくなる。

◆相場が反転するなら裁定買いを誘いながら上昇を加速することも想定される。10月2日高値の2万4448円から3476円下げた日経平均だ。まずは200日移動平均線のある2万2400円台を、そして75日移動平均線のある2万2700円処を目指すと思われる。そこは、ちょうど半値戻し(2万2710円)の水準でもある。

NYダウナスダックの日足チャートは日経平均と似た状況にある。米中間選挙(11月6日)と米中首脳会談に投資家の目が向くが、米国株も上げ下げを織り交ぜながら11月23日のブラックフライデー(年末商戦)に向けて切り返すことが想定される。そうなれば「世界同時株高」となり、日本は12月の「師走相場」へ期待を膨らませるに違いない。

◆勿論、10月の下落で相場に亀裂が入ったことを忘れてはならない。とはいえ、11月は季節的に上昇しやすいところ。ここでも日足チャートの流れに従って行動したい。

(11月1日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

株探ニュース

富田隆弥

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