昭電線HDが急反落、電線線材の価格競争激化で上期は2ケタ営業減益

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2018年11月5日 13時29分

昭和電線ホールディングス<5805>が急反落している。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高853億6800万円(前年同期比6.9%増)、営業利益22億6300万円(同13.6%減)、純利益13億500万円(同26.6%増)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。

建設・電販向けや自動車向けが堅調に推移したことから、電線全体の需要は引き続き増加傾向で推移し売上高は増収を確保。ただ、電線線材事業で価格競争が激化したほか、電力システム事業で海外改修工事の追加費用を計上したこと、さらに巻線事業で連結の範囲から除外した中国現地法人に対する債権について貸倒引当金を計上したことが利益を圧迫した。

なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1750億円(前期比4.1%増)、営業利益54億円(同14.0%減)、純利益33億円(同11.7%減)を見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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