「カジノ関連」が12位にランキング、オーストリアIR企業の日本参入表明が刺激<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が12位となっている。
世界各地でカジノやレジャー施設を運営するオーストリア企業、カジノオーストリアインターナショナルは5日、日本でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に参入すると発表。IR実施法が7月に成立したことを受けたもので、海外IR事業者の日本参入競争が今後本格化しそうだ。
IR実施法では、最初の段階として全国で最大3カ所を設置場所とすることなどが盛り込まれており、国内でのIR事業主体は地域企業と海外IR事業者などを主要株主とするコンソーシアムが基本。日本企業にもビジネスチャンスが広がりそうで、関連銘柄からは目が離せない。
2日に19年3月期第2四半期決算資料を公表したセガサミーホールディングス<6460>は、国内IR参入に向けて国内リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」や韓国IR施設「パラダイスシティ」との連携を強化する方針を明記。
ユニバーサルエンターテインメント<6425>は9月、国内でのカジノリゾート事業の検討などを目的に、グループ会社でフィリピンIR施設「オカダ マニラ」の運営会社が日本支店を開設した。
このほか関連銘柄としては、グループ会社がカジノ用ゲーム機の開発などを行っているピクセルカンパニーズ<2743>、カジノ施設向け電子決済ソリューションを手掛けるテックファームホールディングス<3625>、メダル計数機大手のオーイズミ<6428>、グループ会社が北米や豪州でカジノ用機器を販売しているコナミホールディングス<9766>などがある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)