東京株式(前引け)=小幅反発、円安や中国株の底堅さを受け朝安後に浮上
12日前引けの日経平均株価は前週末比33円98銭高の2万2284円23銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は6億1627万株、売買代金概算は1兆424億7000万円。値上がり銘柄数は1032、対して値下がり銘柄数は1000、変わらずは78銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、朝方は前週末の欧米株安の流れを受けてリスク回避の流れにあったが、広範囲に買い戻され前引けの日経平均はプラス圏で着地した。取引時間中に外国為替市場でドル高・円安が進み、これが全体相場の下支え要因となり、輸出株など中心に買い戻される格好となった。中国株や香港株が底堅い動きをみせたことも買い安心感につながった。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。
個別ではファーストリテイリング<9983>がしっかり、ファナック<6954>も高い。SMC<6273>が物色人気となり、ダイフク<6383>も大きく買われた。ブレインパッド<3655>がストップ高、熊谷組<1861>も値幅制限いっぱいに上昇した。半面、ソニー<6758>が軟調、資生堂<4911>も安い。シンクロ・フード<3963>、オロ<3983>はストップ安。三井金属<5706>、青山商事<8219>なども大幅安。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)