大日住薬など再生医療関連に投資マネー流入、iPS細胞研究開発の動き活発化

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2018年11月16日 10時07分

大日本住友製薬<4506>が5日ぶり急反発、一時4.5%高に買われたほか、サンバイオ<4592>、ヘリオス<4593>、ペプチドリーム<4587>など再生医療分野の研究に経営資源を注ぐバイオ関連株に投資資金が向かっている。京都大学iPS細胞研究所のチームがiPS細胞を使いがんへの攻撃力を高めた免疫細胞「キラーT細胞」を作製したことが伝わり、これが関連銘柄の株価を刺激する格好となっている。日本では再生医療分野でiPS細胞に特化した戦略が進められており、既に京大がパーキンソン病、大阪大学が角膜の病気、慶応大学が脊髄損傷や心臓病において再生医療分野での研究開発を進捗させている。直近、iPS細胞による脊髄損傷治療の臨床研究について慶大グループが承認されたことも報じられ、来夏にも臨床研究が開始される可能性がある。また、iPS細胞は新薬の開発に活用する「iPS創薬」分野でも注目度が高く、関連銘柄は今後も折に触れてマーケットの関心を集めるケースが増えそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月16日 10時11分

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