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iPS細胞について

京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授らがヒトiPS細胞の作製に成功した2006年からわずか7年で、2013年9月に「加齢黄斑変性(加齢に伴って網膜の黄斑が変性し、視野の中心部が見えにくくなる疾患)」の患者を対象とした医療への応用が実現、再生医療に新たな1ページが加わった。バイオベンチャー関連の夢を買う相場も緒に就いた段階といえる。

iPS細胞は、万能細胞の一種。幹細胞と同様に、増殖して各種の細胞へと分化することが可能な細胞。2006年、山中伸弥教授らがマウスの体細胞に初期化因子とよばれる数種類の遺伝子を導入することで、初めて作製に成功した。さらに、この細胞は皮膚細胞などから作り出すことができるのに加え、自分の体細胞から臓器などを作れば拒絶反応を回避できるため、再生医療への応用が期待されている。