フコクは反落、中国受注冷え込み19年3月期営業利益予想を下方修正
フコク<5185>は反落している。前週末16日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を32億円から29億円(前期比2.7%増)へ、純利益を24億円から21億円(前期2億4300万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
上期の受注は概ね順調だった半面、下期は米中貿易摩擦の激化などを背景に中国エリアにおける受注が冷え込んでいることなどから、売上高は770億円(前期比2.4%増)で据え置いた。ただ、下期に減収が予想されることに加えて、国内外における人件費の高騰や人手不足と合理化の遅れによる生産性の鈍化、子会社における生産移管の遅れなどが重なり、利益を押し下げる見通しだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)