城南進学研究社---2Q減収、主力の教育事業が微減

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2018年11月20日 10時18分

城南進学研究社<4720>は9日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%減の34.93億円、営業利益が同98.7%減の0.03億円、経常利益が同93.6%減の0.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同88.3%減の0.20億円となった。

教育事業の売上高は前年同期比3.9%減の33.16億円となった。予備校部門は、大学受験におけるニーズの多様化などにより、依然厳しい状況が続いているが、教育制度改革に向けた様々な取り組みを実施することで、一定の生徒数を確保するとともに、8月には高校3年生及び高卒生を対象とした夏合宿を例年通り開催し、多くの生徒が参加した。個別指導部門においては、直営教室・フランチャイズ教室において、各教室の質的な向上を図った。また、直営教室において規模の拡大を含めた施設の見直しや設備の最適化など、移転リニューアルも行う予定。さらに、少人数演習指導を予備校講師が担う新たな形態の「城南予備校DUO」を、複数開校する予定となっている。映像授業部門は、映像授業専門教室「河合塾マナビス」の既存校舎にて着実な生徒数確保を続け、好調に売り上げを伸ばし、今後の校舎拡大に向けた設備投資を行った。児童教育部門の乳幼児育脳教室「くぼたのうけん」は、幼児教育への関心に応え、既存教室の運営の他、くぼた式育脳法のノウハウを外部民間教育機関へ提供することで好評を得ており、売上を伸ばしている。

スポーツ事業の売上高は前年同期比6.8%増の1.76億円となった。子会社の久ケ原スポーツクラブは、安定した会員数を確保しつつ、学童保育の利用者も増加しており、売上高が増加している。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.9%減の69.61億円、営業損失が3.93億円、経常損失が3.61億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.70億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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