明日の株式相場見通し=3連休前に持ち高調整の売り、押し目買い意欲健在で下落幅は限定的

市況
2018年11月21日 17時09分

あす(22日)の東京株式市場は、23日の勤労感謝の日からの3連休を前にした週末とあって、持ち高調整の売りが想定され、日経平均は軟調な推移となりそうだ。ただ、きょうの下落幅を縮小して終値でフシ目の2万1500円台を回復した堅調さを考慮すると、押し目買い意欲は健在で、下落幅は限定的となりそうだ。

市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が500ドルを超える大幅安となったことや、原油価格下落が世界景気の減速傾向を意識させたことから、日経平均は寄り付き直後には前日比339円安まで急落してスタートした。しかし、その後は東京エレクトロン<8035>などの半導体関連銘柄に買い戻しが入り、全体相場はジリジリと下落幅を縮小した。外国為替市場で円安・ドル高が進行したことや、中国・上海総合指数が比較的堅調な推移となったことも、日本株下げ渋りの支援要因となったようだ」との見方が出ていた。

21日の東京株式市場は、前日の米株急落などを受けリスク回避の売りにさらされ大幅安で始まったものの、朝方の売り一巡後は一貫して下げ渋る展開となった。大引けの日経平均株価終値は、前日比75円58銭安の2万1507円54銭と続落した。

日程面では、11月の月例経済報告、10月の消費者物価指数、9月の毎月勤労統計調査確報値に注目。海外では、感謝祭の祝日による米株式市場の休場が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.