<動意株・26日>(大引け)=gumi、森組、キャンディルなど

材料
2018年11月26日 15時08分

gumi<3903>=ストップ高。同社はこの日、11月25日に行われた舞台「ザンビ」の千秋楽公演で、スマートフォン向けアプリゲーム「乙女神楽 ~ザンビへの鎮魂歌~」の制作を決定したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同アプリは、人気アイドルグループの乃木坂46のメンバーが出演する「ザンビプロジェクト」の一環として開発されるもので、ザンビによって崩壊した東京を生き抜く女子高生たちの物語をアプリゲーム化し、個性的なキャストが多数登場予定という。なお、配信は19年を予定している。

森組<1853>=ストップ高。2025年万博の大阪誘致が成功したことで、東京株式市場では幅広く建設株に物色の矛先が向かっているが、そのなかひと際上げ足を目立たせているのが同社株だ。大阪を本拠とする長谷工系の土木建設会社で、夢洲周辺のインフラ整備で商機を捉えるとの思惑が株価を強く刺激している。時価総額は200億円以下と小型で、過去の値動きから急騰習性は証明済み。株価指標面からもPER9倍、配当利回り2.3%弱と割安感がある。

キャンディル<1446>=一時ストップ高。午後1時ごろ、100%子会社バーンリペアが、住まいの省エネ化と住宅設備のメンテナンスサービスを提供するTEPCOホームテック(東京都墨田区)と、省エネ診断サービスの実施およびリペアサービス、小規模リフォーム工事の請負に関する業務提携契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の提携は、バーンリペアが、TEPCOホームテックが展開するエリア全域において、リペアサービスや小規模メンテナンスなどの施工を請け負う体制を構築することで、TEPCOホームテックのメンテナンスサービス体制が強固になり、両社の事業拡大をつながると判断したという。なお、19年9月期業績への影響は未定としている。

三精テクノロジーズ<6357>=急騰し、1993年につけた上場来高値2163円(分割修正値)にほぼ肩を並べる水準まで上昇。2025年の大阪万博開催が決定したことを受け、大阪を地盤とする遊戯機械や舞台装置の大手企業である同社が物色人気を集めている。同社は、1970年の大阪万博の時にも高水準の納入実績を残しているほか、05年の愛知万博の際にも多くの商機を確保した実績があり、株式市場でも関連銘柄として注目度が高い。

ジャストプランニング<4287>=ストップ高。同社は22日の取引終了後、子会社プットメニューのスマホオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」が、丸井グループ<8252>傘下のエポスカードが提供する「エポスカード」に対応したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。「プットメニュー」は、スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、テーブルや部屋をIoT化し“注文0分”“会計0分”を実現するシステム。9カ国特許取得(日米中韓英独仏白典)のテクノロジーにより、テーブルや部屋を特定して注文できるという。今回のエポスカードへの対応は、「モレラ岐阜」(岐阜県本巣市)のフードコートリニューアルに合わせ、23日に同施設の一部飲食店でスタートし、徐々に対象を拡大する予定だ。

日本精密<7771>=急伸。同社は22日の取引終了後、筆頭株主である韓国ジエンコを割当先として、94万4000株の第三者割当増資を実施すると発表しており、財務体質の強化につながるとの期待から買われているようだ。今回発表の第三者割当増資は、払込期日は12月11日で、発行価額は1株106円。調達する差引手取概算額9886万円は、ベトナム工場やカンボジアメタル工場の運転資金や借入金の返済に当てるとしている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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