税制からみる投資アイデア、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年12月7日 11時30分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/7付の「DailyOutlook」では、税制について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『年末が近づくに連れ話題になりやすい来年の税制。今年、最も高い関心を寄せられているのが消費増税だろう。2014年4月の増税の際は、消費の落ち込みなど国内景気に大きな影響を及ぼしたことは記憶に新しい。ただ、来年10月の消費増税は軽減税率の導入などもあり、2014年に比べ家計負担は少ないとみられる』と伝えています。

続けて、来週13日に2019年度の与党税制改正大綱が取りまとめられるとみられることを挙げ、『消費増税対策である減税などに焦点が集まりやすいだろう。しかし、大きな政策の流れを推進させる税制にも注目したい。まず、政府が2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人を目指しているインバウンド関連では、イベント等の短期間出店の際の免税出店手続きが簡素化される見込み。キャッシュレス決済の推進と相まって、インバウンド消費の拡大につなげたい構えだ。また、個人事業主の事業承継にかかる優遇税制が設けられる見込みだ。昨年は非上場企業の事業承継に関する優遇税制が盛り込まれた。高齢化の進行により、事業承継は構造的な問題となっている』と分析しています。

さらに、『消費増税対策に目が行きがちではあるが、こうした税制の変化もインバウンド、キャッシュレス、あるいはM&A仲介や事業承継コンサルなど関連銘柄の追い風になる可能性がある』とまとめています。

最後にレポートでは、『税制改正大綱に盛り込まれるとみられる主な内容』を紹介しています。詳しくは12/7付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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