マザーズ先物見通し:米国株の大幅下落受けて不安定な動きか

市況
2018年12月10日 8時20分

本日のマザーズ先物は、7日の米国株の大幅下落などを背景に不安定な値動きになると予想される。7日の米国市場では、米中貿易摩擦の激化懸念などからNYダウが558ドル安と大幅に下落した。為替相場は1ドル=112円台半ばとやや円高方向に傾いており、リスク回避ムードが広がっている。前週末の新興市場では、メルカリ<4385>やミクシィ<2121>といった指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が全般軟調だった。この流れが継続すれば、マザーズ先物にもネガティブに働くと考えられる。前期業績を上方修正したMSOL<7033>など個別材料株には個人投資家の物色が向かいそうだが、全体としては外部環境の不透明感から買い手控えムードが強まっており、マザーズ指数や同先物を押し上げるまでには至らないだろう。上値のメドは970.0pt、下値のメドは940.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.