10日の株式相場見通し=米株安を嫌気して売り先行のスタートに

市況
2018年12月10日 8時41分

10日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でのNYダウ平均株価大幅安を嫌気して、売り先行のスタートとなりそうだ。10日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円40銭台での推移となっている。

7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比558.72ドル安の2万4388.95ドルと大幅に3日続落した。ナバロ大統領補佐官は、米中通商協議に関して、90日以内に合意に達しなかった場合、米国は関税の引き上げに動くと発言。米中貿易摩擦の激化や華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕を巡る問題への懸念の高まりを受け、NYダウは大幅安。キャタピラーやボーイングが安く、インテルやマイクロンテクノロジーなど半導体株も値を下げた。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)も安い。半面、決算が好調だったブロードコムが上昇。ユニリーバやネクステラ・エナジーが高い。ナスダック総合株価指数は、同219.007ポイント安の6969.252と急反落した。

日程面では、7~9月期のGDP改定値、11月の景気ウォッチャー調査。海外では、英議会がEU首脳会議で決定した離脱合意案の採決を実施、米11月生産者物価、独12月のZEW景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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