個別銘柄戦略:三井不や住友不に注目

市況
2018年12月10日 9時05分

先週末7日の米国市場では、NYダウが558.72ドル安の24388.95、ナスダック総合指数が-219.01pt安の6969.25といずれも急落。シカゴ日経225先物も大阪比285円安の21335円と下落した。本日早朝の為替は1ドル112円台半ばと、先週末大引け時点より約40銭の円高。本日の東京市場は米株安と円高を悪材料として売りが優勢となりそうだ。先週末公表された11月の米雇用統計で雇用の伸びが市場の事前予想に届かなかったため、米景気拡大とそれに伴う金利上昇をメインシナリオに買われてきた自動車や電子部品、銀行など主力業種の値下がりが予想される。米国景気の先行きに対する不安感が一段と強まったことを受けて、世界的に株式への投資比率を引き下げる動きが加速しかねず、機関投資家による組み入れの多い時価総額上位銘柄ほど売り物が強まる可能性が大きく、短期売買マネーは新興市場の中小型銘柄に資金が向かおう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSMS<2175>、住友化<4005>、三菱ケミHD<4188>、大日住薬<4506>、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、 ドンキHD<7532>、三菱商<8058>、三井不<8801>、住友不<8830>に注目。

《US》

提供:フィスコ

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