日本調剤 Research Memo(9):2019年3月期は前期比横ばいの50円配を予想

特集
2018年12月10日 17時19分

■株主還元

日本調剤<3341>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当額については成長のための内部留保とのバランスを取りつつ、経営成績に連動した形で利益還元を行っていくとしている。

2019年3月期について同社は、前期比横ばいの50円(中間配25円、期末配25円)の配当予想を期初に公表しており、第2四半期決算を終えた時点でも期初予想から変更はない。予想1株当たり当期純利益が234.84円のため、配当性向は21.3%となる。

2019年3月期は薬価・調剤報酬改定年で調剤薬局事業が収益の谷間を迎えることに加えて医薬品製造販売事業が大型新工場の新規稼働でやはり収益の谷に当たる。そうした厳しい年度ではあるものの、2020年3月期以降の収益回復への高い自信が減益環境ながら配当維持を決断させたものと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

《RF》

提供:フィスコ

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