話題株ピックアップ【夕刊】(3):ミサワ、Hamee、秋川牧園

注目
2018年12月13日 15時18分

■ミサワ <3169>  506円  +1 円 (+0.2%)  本日終値

「unico」ブランドで家具・インテリア雑貨を展開するミサワ <3169> が続伸。12日大引け後、19年1月期の連結経常利益を従来予想の1億8100万円→2億4400万円に34.8%上方修正したことが買い材料視された。新商品の販売が好調なことに加え、ECサイトのリニューアル効果もあり、売上高が計画を上回ることが寄与。好採算品の販売を強化したほか、業務効率の向上やコスト削減も上振れに貢献する。業績好調に伴い、従来無配としていた期末一括配当は初配当5円を実施する方針としたことも支援材料となった。併せて、株主優待制度を変更すると発表。新制度では、100株以上300株未満を3年以上保有する株主と300株以上を保有する株主に対し、「unico オリジナル株主様限定商品」5000円相当を贈呈する。現行制度の「ライフスタイルショップ unico 15%割引券」の発行は廃止する。

■Hamee <3134>  1,488円  -257 円 (-14.7%)  本日終値  東証1部 下落率トップ

Hamee<3134>が大幅3日続落。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算が、売上高46億3900万円(前年同期比10.2%増)、営業利益4億6600万円(同15.2%減)、純利益3億3700万円(同8.5%増)と2ケタ営業減益となったことが嫌気された。米国など海外における卸販売が堅調に推移し主力のコマース事業の売り上げが伸びたほか、新規契約の獲得が順調に進んだプラットフォーム事業も好調で売上高を押し上げた。ただ、成長投資の積極化に伴い、ソフトウェア償却費の増加やのれん償却の発生、商標権などその他無形固定資産償却費の増加、研究開発費の増加などが利益を圧迫した。なお、19年4月期通期業績予想は、売上高102億1400万円(前期比8.9%増)、営業利益14億300万円(同1.7%増)、純利益9億7900万円(同12.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■秋川牧園 <1380>  1,240円  -146 円 (-10.5%)  本日終値

12日、東証と日証金が秋川牧園 <1380> [JQ]について13日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料視された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■グッドコムアセット <3475>  1,501円  -92 円 (-5.8%)  本日終値  東証1部 下落率7位

グッドコムアセット<3475>は大幅反落。12日の取引終了後に発表した19年10月期の連結業績予想は、売上高231億6600万円(前期比37.7%増)、営業利益17億100万円(同1.4%増)、純利益11億1300万円(同3.9%増)を見込み、年間配当は前期比12円増の47円を予定しているが、営業利益で22億円前後を見込む市場予想を下回っていることから、失望感が強まったようだ。今期は、国内自社販売、国内業者販売及び海外販売で計868戸(前期比38.7%増)の販売戸数を計画。また、販売実績増に伴う管理物件の増加により、不動産管理も安定的に推移する見通しで、売上高及び利益を押し上げる。なお、第4四半期に販売が偏重する見通しであることから、上期は営業利益7億100万円(前年同期比29.3%減)を見込んでいる。同時に発表した18年10月期決算は、売上高168億1700万円(前の期比71.0%増)、営業利益16億7800万円(同84.9%増)、純利益10億7100万円(同72.8%増)だった。

■ロングライフ <4355>  404円  -13 円 (-3.1%)  本日終値

ロングライフホールディング<4355>が反落。12日の取引終了後、集計中の18年10月期連結業績について、売上高が130億円から128億6600万円(前の期比4.4%増)へ、営業利益が7億円から2億9500万円(同43.6%減)へ、最終損益が2億5000万円の黒字から1億1500万円の赤字(前の期2億3300万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気された。ホーム介護事業やリゾート事業で設備減価償却費などの経費が計画を上回ったことや、グループ全体で人件費が増加したことなどが利益を圧迫した。

■ギガプライズ <3830>  1,059円  +26 円 (+2.5%)  本日終値

12日に発表した「社宅管理代行事業を開始」が買い材料。社宅管理代行事業に参入。12月1日からイオンモールの社宅代行事業を開始。初年度は約1200件の代行業務を取り扱う。

■ウエスコHD <6091>  373円  +9 円 (+2.5%)  本日終値

12日に決算を発表。「8-10月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。ウエスコホールディングス <6091> [東証2] が12月12日大引け後(16:00)に決算を発表。19年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は2400万円の黒字(前年同期は8000万円の赤字)に浮上し、通期計画の7億2000万円に対する進捗率は3.3%となった。

⇒⇒ウエスコHDの詳しい業績推移表を見る

■JMC <5704>  3,655円  +65 円 (+1.8%)  本日終値

12日に発表した「砂型3Dプリンターを導入」が買い材料。砂型3Dプリンターを導入。20年をメドに砂型造形の受託サービスを開始する。

●ストップ高銘柄

前田製作所 <6281>  480円  +80 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値

ピアラ <7044>  5,590円  +700 円 (+14.3%) ストップ高   本日終値

など、6銘柄

●ストップ安銘柄

ETFSパラ <1675>  10,290円  +300 円 (+3.0%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

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