マザーズ指数は続伸、イベント控えたもみ合い相場、直近IPOピアラはストップ高/マザーズ市況

市況
2018年12月13日 17時00分

本日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米国市場で、中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策見直し検討が伝わったことで米中協議の進展が意識され、東京市場全般に朝方から買いが先行した。この流れから、マザーズ市場も指数インパクトの大きい銘柄中心に強い動きを見せた。その後は、先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)や12月日銀短観発表といったイベントを明日に控え、前日終値を挟んでのもみ合い相場となった。一部市場関係者によると、「19日(水)のソフトバンク<9434>上場を控え、当日の公開価格割れを見込んで買いを入れる為に資金準備をする向きもある」との指摘もあった。なお、売買代金は概算で743.02億円。騰落数は、値上がり180銘柄、値下がり84銘柄、変わらず2銘柄となった。

値上がり率上位では、テックポイント<6697>やピアラ<7044>がストップ高水準まで買い進まれたほか、うるる<3979>やジーニー<6562>も大きく上昇した。売買代金上位では、UUUM<3990>、アルー<7043>、オイシックス<3182>、農業総合研究所<3541>が上昇。一方で、サンバイオ<4592>、ALBERT<3906>、そーせい<4565>は軟調。

《SK》

提供:フィスコ

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