5万円以下で買える、高ROE&好業績「お宝候補」15社選出【東証1部】編 <割安株特集>
上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では193社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は業績が低迷している企業も数多くあることには留意したい。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)予想ROEが10%以上、(3)直近の経常利益予想が増益を見込む、――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」15社を選び出し、ROEが高い順に記した。(※ROE、最低投資金額は14日現在)
なお、16日(日)16時00分に「5万円以下で買える、高ROE&好業績『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
予想 ┌ 経常利益 ┐ 最低投資
コード 銘柄 ROE 増益率 予想額 決算期 金額
<2930> 北の達人 63.07 73.2 2430 19/02 39400
<2353> 日本駐車場 34.37 13.6 4100 19/07 15200
<4714> リソー教育 26.08 26.2 2700 19/02 38900
<7191> イントラスト 20.84 7.7 810 19/03 38800
<6093> エスクロAJ 20.64 14.2 828 19/02 39100
<1726> Br.HD 19.98 1.1 1650 19/03 38300
<4779> ソフトブレン 17.84 20.8 1150 18/12 48100
<2337> いちご 16.30 14.7 22000 19/02 36100
<3245> ディアライフ 16.24 2.3 3000 19/09 47100
<1873> 日本ハウス 16.09 33.6 5500 18/10 48700
<3675> クロスマーケ 13.95 42.4 850 18/12 39200
<7593> VTHD 12.73 14.3 8200 19/03 45000
<4651> サニックス 12.67 26.6 1290 19/03 20600
<2749> JPHD 12.66 38.8 2196 19/03 28400
<5703> 日軽金HD 11.01 5.0 31000 19/03 23300
※単位はROE、増益率が%、経常利益が百万円、最低投資金額が円。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース