個別銘柄戦略:東京海上や三井トラストに注目

市況
2018年12月17日 9時09分

先週末14日の米国市場では、NYダウが496.87ドル安の24100.51、ナスダック総合指数が159.67pt安の6910.66と大幅に下落し、シカゴ日経225先物は大阪比75円安の21225円と軟化した。本日早朝の為替は1ドル113円台半前半と、先週末大引け時点に比べて小幅の円高。本日の東京市場は米株安・金利低下をマイナス材料に、自動車など輸出株やメガバンクを中心とする金融株の売りが予想される。世界的な景気減速に対する懸念から、機関投資家による持ち高削減圧力が一段と強まるとみられ、ROE(株主資本利益率)など投資指標が良好で機関投資家に好まれる大型銘柄ほど売り圧力が強まろう。ただ、米株安を消化した後はファーストリテ<9983>など値がさ銘柄の一角に買い戻しが予想される。19日のソフトバンク<9434>上場に向けて市場全体で上げ賛成ムードを作る雰囲気もあり、同業のKDDI<9433>、NTTドコモ<9437>の動きも注目される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された雪印メグミルク<2270>、日清食HD<2897>、三越伊勢丹<3099>、日医工<4541>、太平洋セメ<5233>、ユニファミマ<8028>、三井トラスト<8309>、東京海上<8766>、阪急阪神HD<9042>などに注目。

《US》

提供:フィスコ

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